[論文紹介]オプトジェネティクス研究 マウス・ラット無拘束呼吸機能測定

海外論文紹介

オプトジェネティクス研究での

無拘束呼吸機能測定（WBP）

emka TECHNOLOGIES社

オプトジェネティクス（光遺伝学）は、光に反応するタンパク質を活性化することによって、選択的な神経経路を調節する手段を提供する生物学的技術です

これにより、遺伝子を神経経路に沿って操作し、呼吸のリズムやパターンを刺激したり抑制することができます

脳幹の呼吸中枢をターゲットにしたオプトジェネティクス研究（光遺伝学）は、無拘束呼吸機能測定（WBP）と組み合わせることで、肺機能を測定することができます

WBPは、覚醒し自由活動下にある動物の呼吸パターンを連続的に評価でき、呼吸回数や呼吸時間、一回換気量や分時換気量の推定値などの重要なパラメーターを提供します

emka社のWBPチャンバーは上部に、取り外し可能なスイベルタワーを組み合わせることができるので、光ファイバーケーブルの完全性を保ちつつ、動物の可動域を確保できます

また、emka社のIOXソフトウエアは、アラーム設定などを使ってオプトジェネティクスのレーザーを制御することができます

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論文

オプトジェネティクス研究での

emka社製WBP使用

Selective optogenetic stimulation of the retrotrapezoid nucleus in sleeping rats activates breathing without changing blood pressure or causing arousal or sighs. – Burke, P.G. et al. Journal of Applied Physiology, 118(12): 1491-1501

Selective optogenetic activation of rostral ventrolateral medullary catecholaminergic neurons produces cardiorespiratory stimulation in conscious mice. – Abbott, S.B.G. et al. Journal of Neuroscience, 33(7):3164-3177

State-dependent control of breathing by the retrotrapezoid nucleus. – Burke, P.G. et al. The Jounal of Physiology, 593(13): 2909-2926.

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＜製品紹介＞

vivoFlow

（WBP最新機種）

非侵襲 マウス・ラット用

無拘束呼吸機能解析装置

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＜取得可能パラメーターの一部＞

・Tidal Volume

・Minute Volume

・Frequency of breathing

・Inspiratory Time

・Expiratory Time

・Peak Inspiratory Flow

・Peak Expiratory Flow

＜オプション＞

・アプネア（無呼吸）検出

・せき、くしゃみ検出

・霧化薬液暴露

・同期ビデオ撮影

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