海外論文紹介
恐怖反応と脳・呼吸研究
emka TECHNOLOGIES社 製品使用
Maryne Dupin, Samuel Garcia, Julie Boulanger-Bertolus, Nathalie Buonviso and Anne-Marie Mouly
eNeuro 8 April 2019, 6 (2) ENEURO.0065-19.2019; DOI: 10.1523/ENEURO.0065-19.2019
「恐怖反応を特徴づける22kHz超音波発声からの新たな洞察: 呼吸および脳振動ダイナミクスとの関係」
この研究は、ラットの超音波発声(USV)が恐怖神経ネットワークの振動活動の特異的変化と一致するかどうかを調べ、これらの変化が呼吸数の変化とどのくらい関連しているかを評価することが目的で行われました。
実験では、オスのラットへ匂い恐怖条件付けを訓練し、同時に扁桃体基底外側部(BLA)、内側前頭前皮質(mPFC)、嗅覚梨状皮質(PIR)の局所電場電位(LFP)とUSV、呼吸が記録されました。
測定には、emka社のrodentPACK(LFP取得)と、プレチスモグラフ(呼吸パラメーター取得)が用いられました。
<製品紹介>
rodentPACK
(ロデントパック)
・EEG・ECG・EMG・EOG の
バイオポテンシャルと活動量測定
50g以上のラットなど中動物以上
専用の脳波解析用ソフトで、バースト・てんかんの検出が可能です
<システム構成例>
<特長>
・システム全体がコンパクト
・送受信範囲は5m(電波環境に応ず)、動物は自由に動くことができます
・信号に同期したビデオの組み合わせも可能
・送信機はわずか5.2g、150時間連続使用の電池式
その他の製品は下記からご覧ください
Comments