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[論文紹介] ラット 非侵襲でのECG測定 ジャケットテレメトリー

  • Orange Science
  • 6月8日
  • 読了時間: 2分

<海外論文紹介>

ラット 非侵襲でECG測定




Taglietti V, Kefi K, Mirciloglu B, Bastu S, Masson JD, Bronisz-Budzyńska I, Gouni V, Ferri C, Jorge A, Gentil C, Pietri-Rouxel F, Malfatti E, Lafuste P, Tiret L, Relaix F.



EMBO Rep. 2024 Nov;25(11):4898-4920. doi: 10.1038/s44319-024-00249-9. Epub 2024 Oct 2.


「Beckerジストロフィーモデルラットにおける椎間板無秩序化を伴う進行性心筋症」



※ 図は一部を抜粋


ベッカー型筋ジストロフィー(BMD)は、DMD遺伝子のインフレーム変異に起因するX連鎖性疾患で、デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)よりも頻度も重症度も低く、研究も進んでいません。


革新的な治療法の探索を加速させるため、研究ではDmd遺伝子のエクソン45~47を欠損させたBMDラットモデルを開発し、DMDラットおよび対照ラットと比較しました。


結果、BMDラットとDMDラットで共通のトランスクリプトーム異常が明らかになり、心電図異常とともに、介在板におけるTMEM65とコネキシン-43のエンドアドレッシングの変化が明らかになりました。





実験では、emka TECHNOLOGIES社のテレメトリーシステムrodentPACKを用いて、非侵襲でラットのECG測定を行い、さらに同社の無拘束全身プレチスモグラフィを用いて換気パラメーターの評価を行いました。





<使用された製品>

emka TECHNOLOGIES社 rodentPACK

ジャケットテレメトリーシステム





<測定項目>

ECGと活動量


<特長>

・50g以上のラットや小動物を無拘束で測定

・送信機を取り付けたジャケットを使用し、非侵襲で測定可能

・送信機はわずか5.2g、150時間連続使用の電池式









EEG・ECG・EMG・EOGと活動量を測定できる、侵襲ヘッドマウント型もございます










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