[GC/MS] サンプル前処理 誘導体化を用いた安定同位体の測定
- Orange Science
- 5月28日
- 読了時間: 2分
GC/MS前のサンプル前処理(濃縮)に!!
誘導体化による安定同位体の測定

誘導体化とは、分析物のクロマトグラフィー、熱安定性、同定を改善し、メソッドの感度を向上させるために、分析物の特性を化学的に変化させるプロセスを指します。ガスクロマトグラフィー質量分析(GC/MS)では、通常、シリル化、アルキル化、アシル化反応が行われます。
アメリカニューハンプシャー州ナシュアにあるMetabolic Solutions社では、アセトニトリルを使用してタンパク質を沈殿させ、次に窒素吹付装置を使用してアセトニトリルを蒸発させ、その後、分析対象物に適した溶媒を追加することでこのプロセスを実行しています。
余分な水分は、検査で不合格となる最も一般的な原因であるため、窒素吹付装置でサンプルに残った水分を全て除去しなければなりません。
こちらで20年以上も使用されている窒素吹付装置が、Organomation社のN-EVAP。
数台の装置を用いて、毎日約100サンプルを確実に濃縮できています。
デービット・ワグナー社長:N-EVAPは「最高傑作」
<使用されている製品>
N-EVAP 24ポジション
窒素ブロー・エバポレーター

外径10~30 mmのサンプルに対応
オプションで外径30~70 mmまで
常温、ウォーターバス(30-90°C)、ドライ(40-130 °C )で選択可


容器の形状にかかわらず、複数を同時に濃縮できます
世界中で信頼性が高く高品質の窒素エバポレーター
ご用命はオレンジサイエンスまで