[LC-MS] サンプル調整 サルメントシン定量化
- Orange Science
- 11 分前
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より効率的なサンプル処理(濃縮)を提供します!
<研究紹介>
ブラックカラント(カシス)の認知機能への
潜在的利点が明らかに
LC-MS によるサルメントシン定量化

「Journal of Agricultural and Food Chemistry」誌に掲載された研究では、ニュージーランド食物・食品研究所の研究者らが、モノアミン酸化酵素(MAO-A/B)活性を阻害する可能性のあるカシスについて調査を行いました。
被験者はカシスジュースや粉末を摂取し、その結果としてカシスに含まれる新規MAO阻害剤としてニトリル配糖体のサルメントシンが同定されました。
モノアミン酸化酵素は精神疾患や神経疾患に関与しており、サルメントシンによる MAO阻害は、気分と認知機能に潜在的な利点があることを示唆しています。
この研究では、Organomation社の窒素ブロー・エバポレーター MICROVAPのトリプルマイクロプレートを用いて、血漿中のサルメントシンの生物学的利用能を分析するためのサンプル前処理を行った後、LC-MSでその定量化を行いました。
<使用された製品>
MICROVAP
トリプルマイクロプレート
窒素ブロー・エバポレーター

3つの96ウェルプレートを同時に処理可能
ドライブロックで40~130 °Cの一貫した温度で均一な蒸発速度
プレート毎にガス流量のオン・オフ可能
<その他の製品>
MULTIVAP 9ポジション
窒素ブロー・エバポレーター
最大100mLまでの大容量サンプルの蒸発に
外径50mmのビーカー9個付属
常温またはドライブロック(30-120°C)
ガス流量は3列ごとに制御できます
世界中で信頼性が高く高品質の窒素エバポレーター
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