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[論文紹介] ARDS 急性呼吸促迫症候群 マウス無拘束呼吸機能測定


海外論文紹介

emka TECHNOLOGIES社

マウス 無拘束呼吸機能測定(WBP)



Sordillo, P. P. et al. (2022)

Pharmaceutical Biology 60(1), pp. 1255–1263.

doi: 10.1080/13880209.2022.2087689.


「複合脂質SPPCT-800は、LPS誘発性急性呼吸促迫症候群(ARDS)モデルマウスにおいて、肺損傷を軽減し肺機能を改善し、炎症性サイトカインを減少させる」



© 2022 The Author(s). Under the terms of the Creative Commons Attribution License http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/


 急に発症し低酸素血症を特長とするARDSは、死亡率の高い肺の炎症性疾患で、まだ有効な治療法がないと言われています。

 この研究では、QT延長薬によるQT延長を予防する薬として長年研究されてきた複合脂質SPPCT-800に着目し、ARDSの治療薬になりえるのか考察しました。


 結果、SPPCT-800投与により、体重減少などのARDSの毒性作用を穏やかにし、炎症を抑制することにより肺の重篤な損傷を軽減できることが示されました。




 この論文では、LPS誘発性ARDSモデルマウスの呼吸数、浮腫や炎症・肺うっ血の指標としてpenH、呼気吸気の時間を測定するため、emka社のvivoFlow(プレチスモグラフ 呼吸測定装置)が使用されました。



 

<製品紹介>

vivoFlow

非侵襲 マウス・ラット用

無拘束呼吸機能解析装置




動物にとって外部の影響を受けにくい琥珀色チャンバー

上ぶた式、ノイズレスデザインになりました






<取得可能パラメーターの一部>

・Tidal Volume

・Minute Volume

・Frequency of breathing

・Inspiratory Time

・Expiratory Time

・Peak Inspiratory Flow

・Peak Expiratory Flow




マウス用



ラット用



<オプション>

・アプネア(無呼吸)検出

・せき、くしゃみ解析

・エアロゾルでの霧化薬液暴露

・同期ビデオ撮影

・スイベル用タワー取り付け可能

(薬液のIV投与や還流のため)


 

その他の製品は下記からご覧ください







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