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イオンオプテ ィクス社の最新装置です。いままでのマイオサイトシステム(MyoCyte system)の機能をそのままに、自動で細胞を検知し、ハイスループットでデータを取得することが可能になりました。
ユーザー様はデータ取得の手間がかからず、研究に集中するこができます。
マルチセルシステム(MultiCell system)には、高解像度カメラが内蔵されておりますので、顕微鏡が不要です。このカメラは高速XYステージに取り付けられているため、瞬時に細胞を検知し、細胞の向きに関係無く収縮性、サルコメア、Caレシオ測定が可能です。

35㎜ディッシュをセットし、エリアを選択すると、そのエリアが9分割の画像で表示されます。その中から任意のエリアを選択すると、左に拡大表示されます(リアルタイム画像)。取得済のデータは右のファイルに保存されます。一度測定された細胞は座標で記録され、画面上では赤くハイライトされますので、同じ細胞で様々な試験のデータが取得できるようになりました。
心筋収縮測定

CCDカメラで取得された画像の輝度値を2値化し、輝度値の差異がある個所を検出し、収縮値を計測します。
サルコメア測定

サルコメア横紋の明暗部分の輝度を波長表示し、収縮弛緩時の波形の変化を高速フーリエ変換し、値を測定します。
レシオメトリックスCa蛍光測定

レシオメトリック法により、340nm, 380nm, 340/380nmの値から、カルシウム蛍光計測をします。