発達中の組織に対する、機械的刺激と電気的刺激の効果に興味はありませんか?
IonOptix の C-Pace EM には、特許取得済みの C-Stretch と併用可能となり、培養中の幹細胞由来筋細胞に、電気的、機械的刺激を同時に与えることが可能になりました。(※旧モデルのC-Pace EPとは併用できません。)
正常な心臓組織は、機械的負荷と電気的活動の下で未熟細胞から成熟します。電気的、機械的刺激を同時に与えることが可能な C-Stretch を使用して、生理学的条件下で細胞を成長させてください!
C-Stretch は、次世代の培養刺激装置である C-Pace EM と組み合わせて機能するように設計されています。
C-Pace EM は、インキュベーター内で大量の培養細胞に持続的電気刺激をするために設計された、マルチチャネル電気刺激装置です。旧モデルの C-Pace EP と同様に、周波数の一定の変動、定期的なオフビートの挿入、プログラム可能な周波数設定など、様々な機能があります。
同様に、TTLトリガーを受け入れ、収集した実験データで使用する TTL 出力を提供することもできます。 EM モデルの主な変更点は、より多くの電極を駆動できるようにする Enhanced High Voltage Bank(HVB)カードです。特に、強化された HVB は、電気的刺激に加えて機械的刺激を可能にする C-Stretch を駆動できます。
Start・Expand・Hold・Contract・Endの 5つのフェーズを1サイクルとし、それぞれ%で時間配分が可能です。
仕様
※使用にはC-Pace EM が必要となります。(単体での使用はできません。)
※旧モデル(C-Pace EP)では使用できません。
チャンバー
チャンバーは使い捨てとなり、10個パックでご購入頂けます。
チャンバーにはコーティングがされておりませんので、ご自身でコーティングをして頂く必要がございます。
使用論文
Electro-mechanical conditioning of human iPSC-derived cardiomyocytes for translational research
Kroll, K., Chabria, M., Wang, K., Häusermann, F., Schuler, F., & Polonchuk, L. (2017). Electro-mechanical conditioning of human iPSC-derived cardiomyocytes for translational research. Progress in Biophysics and Molecular Biology, 130, 212-222. doi:10.1016/j.pbiomolbio.2017.07.003
IonOptix社製品
MyoCyteシステム
マイオサイトシステム(MyoCyte System)は、画像解析による、細胞の収縮、サルコメアの測定、また2波長光源でレシオメトリックス方による細胞の蛍光測定が可能です。
CytoMotion
CytoMotionは、iPS心筋細胞などの最大収縮速度や最大収縮速度までの時間、最大弛緩速度、弛緩/伸張時間などの重要なパラメータのリアルタイムでの分析を可能にします。
MyoStretcherシステム
MyoStretcher(マイオ・ストレッチャー)システムは、画期的な光学フォーストランスデューサーによって、心筋細胞の力を測定することができるシステムです。特に心筋細胞の測定用に設計されており、この分野では、現在最も精度が高いシステムと言えます。
C-Pace EM
シーペース・システム(C-Pace EM)は、汎用培養ディッシュに適合したカーボン電極(C-Dish)により、本体(C-Pace EM)で予め設定したプロトコルで、心筋細胞や骨格筋細胞に電気刺激を与えながら細胞の培養ができるシステムです。