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脳細胞外空間の構造とダイナミクスによる神経細胞シグナルの調節

ウェビナー開催日:2025年4月22日

ヴァージニア・プエンテ博士は神経科学者であり、脳の細胞外空間(ECS)の構造と動態が神経細胞のシグナル伝達をどのように調節するかに焦点を当てています。彼女の研究は、オプトジェネティクス、蛍光イメージング、STED顕微鏡やSUSHI(超解像シャドーイメージング)のような超解像技術を含む高度なツールを統合し、神経細胞の興奮性とシナプス可塑性を研究しています。プエンテ博士は、AMPA受容体、PSD95、スターガジンなど、神経機能に重要なタンパク質を制御し可視化するリアルタイムツールを開発しました。プエンテ博士は、海馬の器官型スライス培養を用いた研究で、ECSの構造をマッピングし、神経細胞の活動を調査しています。


このウェビナーでは、プエンテ博士は次のことを説明します:


- 組織切片の切り出しと取り扱いを含む、器官型スライスの調製プロセスを段階的に示し、生存性と再現性を確保する。


- ローラードラム培養システムのセットアップと操作原理を説明し、長期間にわたって組織の健全性を維持する役割を強調する。


- 器官型スライスを可視化するためのシャドーイメージング技術を紹介し、その利点、技術的考察、画像解釈を強調する。


- 実験結果を最適化するための、器官型スライスの調製、培養、イメージングにおける一般的な課題とトラブルシューティング戦略について説明する。

Precisionary ビブラトーム(振動式ミクロトーム)

組織切片作製

Precisionary ビブラトーム(振動式ミクロトーム)

Precisionary ビブラトームは細胞や組織の切片を特許取得済みの圧縮技術によりビビリなしで作製し、急性組織上の多くの生存細胞を維持します。

  • 従来のビブラトームの5倍の速さで切開し、ブレードを組織に当てる時間を短縮し、より良い切開を実現

  • Auto Zero-Zテクノロジーにより、Z軸のたわみを1 µm未満に低減

  • 高周波振動メカニズムにより、ビビリマークを低減または除去

  • 持ち運びに便利な軽量設計

  • 完全自動化:切開+厚み調整

  • 360度のアガロース包埋により、切断プロセス中に組織を安定化

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