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心筋細胞・骨格筋細胞 電気刺激培養システム(C-Paceシステム)

使用方法

1、スイッチ・接続端子説明

A. Power Switch:電源スイッチ

B. LCD Interface & Dial Encoder:

ダイアル+プッシュで設定を入力できます

C. Digital Outputs:外部接続の際に使用

D. Digital Inputs:外部接続の際に使用

E. High Voltage Banks:リボンケーブルでC-Dishと接続します

F. USB Port:USB接続の際に使用

電気刺激ペーシング培養

2、フロントパネル

Bのスイッチでスクロールし、下記メニューが選択できます。(下記デフォルト)

図9.png

#1: Bank選択(C-DishのWell数)

#2: ペーシングモード

#3: パルスDuration

#4: 設定電圧

#5: 温度

#6: Enable/Disable(On/Off)

#7: Syn Channel(基本1)

#8: Hz設定(※が選択されたHz)

#9: オプション

Hzの設定可能

​メインメニューに戻る

Classic:改善前、No-Leak:改善後※

​メインメニューに戻る

※2018年1月よりプログラムが改善されております。過去の

  文で紹介されているプロトコルを試す際は、Classicモードを選択してください

3、プロトコル設定方法

  • プロトコルを設定したいバンクを選択し、使用するC-DishのWell数が合っているか画面で確認して下さい。

  • Line2からBasic(一定の値)、Sequence(異なる値で連続)のどちらかを選択して下さい。

 

Basicモード

  1. Line2で、Bacisを選択します。

  2. その後、Line3でDuration、Line4で電圧を設定します。

  3. Line6ではヘルツが事前に4つ設定できます。

  4. *マークがついている値が、選択されている値となります。

  5. 最後に、Line5をEnableに切り替えることにより、刺激を開始します。

図10.png

Sequenceモード

  1. Sequenceを選択し、前ページと同じ様にDurationと電圧を設定します。

  2. SequenceモードではLine8にS1.S2.S3….とStepが表示され、各ステップの設定が可能です。

  3. S1を選択すると下記画面となります。Event TrainからPulse Train(刺激)かDelay(刺激停止)を選択し、持続時間、Hzを設定してください。

  4. Aux Outは外部接続時に使用します。デフォルトはDisabledです。

  5. ​複数のステップを設定する時は、上記を繰り返してください。

図11.png

設定例

  • 下記はS1が2.0Hz、5秒、S2が停止10秒、S3が1.0Hz、5秒刺激となります。

  • *は現在のステップ、右端の002sはステップの経過時間を表示します

図6.png

メインメニュー

ステップ設定画面

繰り返し

  1. ステップを終了させたい場合は、終了させたいステップを選択し、Event Train > Pulse Train/ Delay/ End からEndを選択してください。

  2. 下記の場合はS2が終了した後、S1に戻ります。(繰り返し)

図12.png

停止

  1. もし繰り返しが不要で、そのステップで終了させたい場合は、Endでは無く、Delayを選択し、時間設定のところでtrigger TRIGを選択してください。

  2. ステップはそこで終了します。

4、不規則ペーシング プロトコル設定方法

  1. Line8を選択し、下記のHz設定画面に移動します。

  2. %に数値(変動性)を入力することにより、ランダムな刺激が可能になります。
    例:1Hz、50%で設定した場合、パルスの間隔が、500ms~1500msと前後50%変動します。(通常1Hz=1000ms)

  3. ​メインメニューに戻り、Line6をEnabledにすると、刺激が開始されます。

図1.png

こちらの動画で一連の使用方法・洗浄方法をご覧頂けます。

​推奨プロトコル・メディア量

あくまでも初期推奨値です。細胞の状態、環境によっても変わりますので、あくまでも目安として、最適なプロトコルを見つけて下さい。

図8.png
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