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心筋・骨格筋細胞 電気刺激培養システム(C-Paceシステム)
​C-Dish 洗浄・殺菌方法

カーボン電極には無数の気泡があります。長時間の使用により、気泡に不純物がトラップされ、コンタミの原因となりますので、1回の使用後に下記手順での洗浄を推奨しております。

洗浄方法

殺菌方法

 カーボン電極は、メディアから塩分、電解副産物、タンパク質を吸収するため、コンタミの原因となりますので、24~48時間の使用毎に洗浄することを推奨します。
 定期的な洗浄を怠ると、電極から培地に溶け出した有毒な化学物質によって、培養中の細胞を死滅させる恐れがあります。

 推奨の洗浄方法は、蒸留水に浸して 2~3日放置しますが、スターラーを使用するとより効果的です。カーボンから溶出したpHインジケーター(フェノールレッド)により、蒸留水がピンク色になるまで、時々水を交換しながら洗浄してください。

洗浄方法

精製水とスターラーでの撹拌洗浄を推奨しております。

  1. C-Dishのプラグ(C-Pace本体との接続部)に付属のゴム製のキャップをしっかりはめ込みます。

  2. スターラーウォーターバスや、ビーカー(1L)などに精製水を満たし、そこにC-Dishを入れます。

  3. ビーカーの場合は、スターラーの上に置き、数時間撹拌洗浄します。

  4. ​ウォーターバス、ビーカーから取り出し乾燥させて下さい。

電気刺激ペーシング培養

注意!カーボン電極部分がスターラーに接触しないようにして下さい。

滅菌方法

ETOH70%で電極部分をワイプし、電極部分を裏返し、UVランプに当てて滅菌してください。

オートクレーブ

メーカー推奨ではございません問題が発生した場合は、補償対象外をなりますのでご注意下さい。

上記洗浄方法でもコンタミが改善されない場合、オートクレーブをされているユーザー様もいらっしゃいます。

​その場合は、121度以下、20分以下であれば、C-Dishへのダメージを軽減できると考えております。

こちらの動画で一連の使用方法・洗浄方法をご覧頂けます。

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