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肺線維症のメカニズムを探るための精密切断肺スライス(PCLS)

ウェビナー開催日:2023年1月17日

クラウディア・ローベル氏(M.D./Ph.D.)は、米国ミシガン大学の材料科学・工学助教授および生物科学奨学生。ドイツのマルティン・ルター大学ハレ・ヴィッテンベルク校で医学博士号(2011年)、チューリッヒ工科大学(スイス)で博士号(2016年)を取得後、ペンシルベニア大学のジェイソン・バーディック教授の研究室で博士研究員を務めます。肺胞上皮細胞機能不全のメカニズムを探るための合成肺組織モデルの研究で、NIHの国立心肺血液研究所を通じてPathway to Independence Award(K99/R00)を受賞。彼女の研究は、肺傷害と線維化における初期上皮細胞分化のメカニズムを探るためのPCLSの開発です。


このウェビナーでは、Loebel博士は次のように話します:


  • 上皮細胞に焦点を当てたPCLSの技術開発について説明する。

  • 肺線維症研究における最適なPCLSに必要な培養条件について説明する。

  • 肺線維症におけるPCLSメトリクスのイメージングと定量化について説明する。

Precisionary ビブラトーム(振動式ミクロトーム)

組織切片作製

Precisionary ビブラトーム(振動式ミクロトーム)

Precisionary ビブラトームは細胞や組織の切片を特許取得済みの圧縮技術によりビビリなしで作製し、急性組織上の多くの生存細胞を維持します。

  • 従来のビブラトームの5倍の速さで切開し、ブレードを組織に当てる時間を短縮し、より良い切開を実現

  • Auto Zero-Zテクノロジーにより、Z軸のたわみを1 µm未満に低減

  • 高周波振動メカニズムにより、ビビリマークを低減または除去

  • 持ち運びに便利な軽量設計

  • 完全自動化:切開+厚み調整

  • 360度のアガロース包埋により、切断プロセス中に組織を安定化

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