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行動の柔軟性を媒介する軌跡神経節(LC)

ウェビナー開催日:2023年4月11日

グレタ・ヴァーゴヴァ博士はスロバキア育ちで、学部で分子生物学を専攻し、神経科学の博士号を取得しました。スロバキア科学アカデミーでの博士課程研究では、ヒト切断タウと赤色蛍光色素mCherryを等しい比率で発現する数種類のアデノ随伴ウイルスベクターを共同開発、応用し、その特性を明らかにしました。


これらのAAVベクターは、野生型マウスにアルツハイマー病様病態を誘導するために開発されました。また、覚醒マウスを用いた2光子カルシウムイメージングを行い、神経変性が皮質回路に及ぼす影響を調べました。また、コールド・スプリング・ハーバー研究所で長期研究に参加する機会を得て、感覚知覚における皮質のフィードバック投射の役割を研究しました。


現在、ヴァーゴヴァ博士はUCRリバーサイドのHongdian Yang教授の研究室で3年目の博士研究員として働いています。彼女は体性感覚知覚と認知的柔軟性を研究しており、そのために新しい触覚ベースのルールシフト行動アッセイを開発しました。


今回のウェビナーでは、彼女が最近発表した、軌跡神経節活動と行動の柔軟性との関連について紹介します。

Precisionary ビブラトーム(振動式ミクロトーム)

組織切片作製

Precisionary ビブラトーム(振動式ミクロトーム)

Precisionary ビブラトームは細胞や組織の切片を特許取得済みの圧縮技術によりビビリなしで作製し、急性組織上の多くの生存細胞を維持します。

  • 従来のビブラトームの5倍の速さで切開し、ブレードを組織に当てる時間を短縮し、より良い切開を実現

  • Auto Zero-Zテクノロジーにより、Z軸のたわみを1 µm未満に低減

  • 高周波振動メカニズムにより、ビビリマークを低減または除去

  • 持ち運びに便利な軽量設計

  • 完全自動化:切開+厚み調整

  • 360度のアガロース包埋により、切断プロセス中に組織を安定化

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