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[研究者の声] ラット 脳波・活動量測定 ビデオと同期

  • Orange Science
  • 8月1日
  • 読了時間: 2分

<研究者の声 ご紹介>

emka TECHNOLOGIES社 easyTEL+RP使用

ラットでの脳波・活動量測定



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バッファロー大学ジェイコブス医学・生物医学部 脳神経外科に勤務していた故デビット・ポールセン博士の2020年インタビューの抜粋をお届けします。博士は研究で、外傷後てんかんと潜在的誘発性発作に焦点をあてていました。



Q: 外傷性脳損傷研究は、実社会でどのような意味をもつのでしょうか?


A: 私たちは、患者さんのための早期治療オプションを臨床で提供するため、障害の重症度や発作の起こりやすさのバイオマーカーを特定することに重点をおいています。


Q: どのような生理学的パラメーターをモニタリングしていますか?


A: 脳波、活動量、ビデオを、emka社の無線テレメトリーシステム rodentPACK(※)を使い測定、記録しています。また、定期的な採血と運動能力評価によるバイオマーカーと機能障害の特定や、損傷との相関を調べるためのRNAseq、miRNA、tRNAフラグメントにも注目しています。


Q: emka社の機器は、研究の翻訳可能性と再現性の向上にどのように役立ちましたか?


A: EEGと発作検出モジュールを同期したビデオを追加することで、大規模なデータ収集が可能になり、外傷後てんかんを発症する可能性が高い動物の早期パラメーターを特定できるようになりました。



ポールセン博士は、外傷性脳損傷研究における、ワイヤレス技術を紹介するJoVEの出版物製作にも携わりました。このビデオでは、雄の成体Wistarラットの側方流体打撃損傷モデルを用いて、重度のTBIを誘発するプロトコルが紹介されています










<製品紹介>



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easyTEL+RPは、動物の頭部に送信機を取り付け、無拘束でバイオポテンシャルを測定することができる無線テレメトリーシステムです。





<特長>


・200g以上のラットなど中動物以上に

・送信機はわずか5.2g、150時間連続使用の電池式


・システム全体がコンパクト

・信号に同期したビデオを取得可能

・送受信範囲は5mで(電波環境に応ず)、動物は自由に動くことができます

・専用の脳波解析用ソフトで、バースト・てんかんの検出ができます





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送信機は電池交換で繰り返し使えます







その他の製品は下記からご覧ください







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