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肺胞再生メカニズムの解析(振動式スライサー活用事例)

  • 1 日前
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肺胞再生メカニズムの解析(振動式スライサー活用事例)


肺胞は、大きく極めて薄い上皮細胞であるI型肺胞上皮細胞(AT1)に覆われています。

この薄く広がった形態は効率的なガス交換に不可欠であり、傷害を受けた後にも元の構造へと正しく回復される必要があります。

しかし、小さく立方体状のII型肺胞上皮細胞(AT2)が、大きく扁平なAT1細胞へと分化する仕組みは、これまで十分に解明されていませんでした。


本研究により、AT2細胞が段階的に形を変えながらAT1細胞へと分化する過程で、TP53と微小管結合タンパク質であるTAUが微小管の秩序化を介して細胞の三次元的な形態変化を制御し、肺胞再生を駆動する重要な役割を担うことが明らかになりました。

こうした肺胞上皮細胞のダイナミックな三次元形態変化を正確に捉えるためには、組織構造を保ったまま一定の厚みをもつ肺組織切片を精密に作製することが必要でした。


本研究では振動式スライサーであるCompresstome VF-510-0Zを活用することで、組織を損なうことなく再現性高く厚切り切片を作製でき、AT2からAT1への形態変化の可視化と定量に貢献しました。


京都大学 iPS細胞研究所 臨床応用研究部門 呼吸器再生医学(後藤研究室) 所属の小西聡史先生のDuke大学での研究実績になります。

・Tata研究室(Department of Cell Biology, Duke University School of Medicine)

・Aleks Tata研究室(Department of Surgery, Surgical Sciences, Duke University School of Medicine)






研究ではPrecisionary社 Compresstome VF-510-0Zが採用されました。




Precisionary社 Compresstome VF-510-0Z

肺組織から厚さ300µmのPCLSを作製し、固定・免疫染色後にTAUなどの発現や局在を観察しました。

全自動なので、誰が使っても綺麗な切片を作製することができます。












オレンジサイエンス

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