[論文紹介] 心血管毒性評価 イヌ心電図測定
- Orange Science
- 5 日前
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海外論文紹介
イヌのECG測定に
emka TECHNOLOGIES社の
無拘束・埋込み型テレメトリーが使用されました
Koshman YE, Kohnken R, Logan MR, Mittelstadt SW, Foley CM.
Toxicol Sci. 2024 Mar 26;198(2):316-327. doi: 10.1093/toxsci/kfae002.
PMID: 38191231.
「新規キナーゼ阻害剤群における薬理毒性相関に関する前臨床心血管安全性評価」
心血管毒性評価は、医薬品開発における重要な課題です。キナーゼ阻害剤は、特に腫瘍学において広く用いられている薬剤ですが、近年、低分子キナーゼ阻害剤に関連する心血管毒性に関する懸念が浮上しています。
本研究では、2種類のキナーゼ阻害剤がイヌの心血管機能パラメータに一貫して影響を及ぼしました。これらの薬剤は心血管毒性を引き起こし、イヌの心筋変性および左室乳頭筋の線維化につながることが示されました。
研究では、埋め込まれたemka社のテレメトリーeasyTEL+でECGの測定を行い、同社のソフトウェア ecgAUTOからエンドポイント(QTcV、PR、QRS間隔)が生成されました。
<製品紹介>
テレメトリーインプラント
1Kg 超のイヌ・サル・ブタなど大動物用
送信機 (easyTEL+ L_ETA)
<測定項目>
ECG / EEG / EMG / EOGのいずれか1ch・体温・活動量
バッテリー寿命 150日 (連続使用)
血圧・マルチバイオポテンシャル測定ができるインプラントもあります
<システム構成例>
※ご使用には送信機に加え、受信機やデータ解析用システム一式が必要です
マウス用も販売開始!
ECG、EEG、EMG、EOG測定