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精密切断・精密切断組織スライス(PCTS)
精密切断組織スライスとは、特殊な切断器具と技術を用いて得られる生体組織の薄切片です。医学研究、創薬、毒物学にお いて重要な分野で、従来の細胞培養よりも生理学的に関連した状況で組織の構造と機能を研究することができます。精密にカットされた組織切片は、容易にスライスして培養維持できる均一で一貫性のあるサンプルを提供します。組織切片・組織の薄く均一なスライスを得ることで組織の生理学や病理学を研究することが可能となります。

Compresstome®ビブラトームの利点
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生存細胞数の多さ:生存細胞数が多いため、スライス培養中の増殖がより良好になります。
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一貫したスライス厚:一定の厚みで一貫した実験結果が得られます。
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メンテナンスが簡単:Auto Zero-Zはキャリブレーション不要のZero-Zを意味します。
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使いさすさ:多くの研究室ではCompresstomeによって1回目または2回目で多くの生細胞を含むスライスを得ることができます。
従来の振動ミクロトームの問題点
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組織や細胞の損傷:低速切断による組織の断裂や細断は、組織に大きな細胞損傷を与え、その後の組織の培養に支障をきたします。
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メンテナンスとキャリブレーション:専門知識を必要とする時間のかかるメンテナンスが必要であったり、メンテナンスが性能低下につながる可能性があります。
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習得の難しさ:特に組織調製に慣れていないユーザーにとっては、完璧に仕上げるにはかなりの練習が必要。
精密切断組織スライス(PCTS)
