温度で変わる形状記憶合金の「硬さ」
4 日前
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UniVertの水槽でNiTi線材を12.5〜37 ℃引張試験

出典:Chien et al., Materials, 2022;15(23):8367, Fig. 4–5より一部改変. CC BY 4.0
歯科のロータリー根管治療器具に使われるニッケルチタン(NiTi)線材は、温度によってオーステナイト/マルテンサイトの相が変わり、機械的な性質が大きく変化します。
クイーンズランド大学のグループは、市販NiTi線材4種(未処理、熱処理品Blue・Gold・Superflex)を、冷水(12.5 ℃)・室温(25 ℃)・体温(37 ℃)の3条件で引張し、その違いを定量しました。
試験には CellScale社 UniVert を使用。
自作グリップで細い線材を把持し、水槽と加熱プレート、温度センサーを組み合わせて温度を±1 ℃に制御。
応力–ひずみ曲線から、オーステナイト弾性率と変態応力が温度とともに上昇する一方、マルテンサイト弾性率や引張強さは温度にほとんど影響されないことを明らかにしました。
小型のUniVertでも、液槽・温度制御を組み合わせれば金属線材の温度依存性評価ができる、という一例です。
CellScale社 UniVert

引張・圧縮・3点曲げ強度が測定可能です。
液中試験が可能で、画像とデータをシンクロさせられます。
コンパクトサイズなので卓上でご使用いただけます。
その他、ご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。



