漢方「補中益気湯」がCOPDの気道炎症を抑える
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出典:Yuki M, et al. Scientific Reports, 2024;14:10361, Figure 1aより. CC BY 4.0
身近な漢方薬が、最新の分子メカニズムでCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の炎症を抑える――そんな研究成果が東京大学から報告されました。
慢性炎症性疾患に広く使われる漢方薬「補中益気湯(ほちゅうえっきとう/TJ-41)」を、COPDマウスモデル(ブタ膵エラスターゼ+LPSで作製)で検証。
TJ-41を投与した群では、急性期・慢性期ともに肺への炎症細胞の浸潤が減少し、急性期の体重減少も抑えられました(上図:通常食に比べTJ-41投与で炎症が軽減)。
培養細胞の実験でも、TJ-41は炎症性サイトカインの産生を抑制。
その作用はAMPK経路の活性化とmTOR経路の抑制によって調節されている可能性が示されました。
研究ではemka TECHNOLOGIES社の肺機能測定装置
flexiVentが採用されました。
flexiVentはin vivo呼吸力学測定の
ゴールドスタンダードとして広く知られています。
中枢気道、末端気道、実質の力学的特性に関する
重要な詳細を測定・解析します。





