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構成
MCTRには、本体、コントローラーが附属しておりますが、その他にエアーコンプレッサー、パソコンが必要となります。パソコンはプロトコル設定時のみ必要で、設定後は取り外して、コントローラーでMCTR本体の動きを制御します。
MCTRを最大スペックで使用するためには、100psi(0.68 Mpa)のエアーコンプレッサーが必要となります。
チャンバーセッティング方法
MCTRのチャンバーとO-ringはオートクレーブ可能です。オートクレーブの後、細胞の培養を開始してください。チャンバー内に細胞の準備ができましたら、下記の手順でチャンバーを組み立てて下さい。
※チャンバーの蓋についているコントローラーからのチューブの接続端子はオートクレーブできませんので、取り外して下さい。また、O-ringは数回のオートクレーブによりダメージを受けますので、ひび割れやリークが見られましたら、交換してください。
1、各WellにO-Ringをセットします。
2、外枠にもO-ringをセットします。
3、Well内にメディアを一杯に注ぎ、メン
ブレンをセットします。
※チャンバー内のメディアが不十分ですと、メンバレンに損傷を及ぼす可能性がございます。
4、蓋をしてネジを締め付けます。
5、これで準備完了です。
プロトコル設定
刺激の1サイクルは、
・Preload
・Load/ Compression(負荷)
・Hold(保持)
・Recover(除荷)・
・Rest
で、専用のソフトウエアによりそれぞれのステップを秒数で制御することができます。
専用ソフトウエアは下記からダウンロード可能です。
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USBケーブルでパソコンとコントローラーを接続し、コントローラーの電源を入れてから、ソフトウエアを立ち上げて下さい。
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正しく接続されていると、画面の左上の表示が、Connectedに変わり、緑色になります。
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Open>Test Templateを選択すると右の画面が表示されます。
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1パターンでの設定の場合は、1行を残して他の行をShift+Deleteで削除してください。
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残った1行をダブルクリックすると右の画面が表示されます。
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各項目にプロトコルを入力して設定します。
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設定が完了しましたら、Saveでパラメーターの保存が可能です。
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実行の場合は、メニューのProgram をクリックすると、データがコントローラーに記録されます。
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最後に、コントローラーのスタートボタンをクリックするとMCTRが作動します。
メカノカルチャー・シリーズ
MCB1
MCTR
MCT6
MCTX
MCFX
MCJ1
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