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骨細胞が促すがん細胞の遊走

8月19日
読了時間: 1分
骨細胞が促すがん細胞の遊走

出典:Verbruggen et al., Advanced Science, 2024;11(2):2305842(CC BY 4.0)



 骨転移は乳がん・前立腺がん患者の大きな苦痛の原因ですが、骨の細胞とがん細胞の相互作用はよく分かっていませんでした。

 本研究は、共培養・馴化培地・がんスフェロイド・オルガンオンチップなどを組み合わせ、骨細胞(オステオサイト)がTNF-αを分泌して、がん細胞の増殖を抑える一方、遊走(移動)を促すことを明らかにしました。

 この働きは骨細胞の「一次繊毛」と関連タンパク質IFT88によって制御されています。


 さらに、がん細胞側はTGF-βを分泌して骨細胞の繊毛とIFT88の発現を乱し、この仕組みを妨害します。

 こうした双方向のクロストークは乳がん・前立腺がんに共通しており、がん細胞が増えるほどTGF-βが増えて骨細胞の抑制力が下がる、という悪循環(正のフィードバック)が生じることを示しました。







観察にはEtaluma社 Lumascopeをご使用いただきました。





Etaluma社 Lumascope


インキュベーター内で使用可能な小型3色蛍光顕微鏡。

1.25~100倍率でタイムラプスも撮影可能。

自動XYステージモデル有り。

限りなく理想的な細胞観察を実現できます。












オレンジサイエンス

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