PKCαアイソフォーム遺伝子編集が心不全モデルにおいて心機能を保持する
- 5 日前
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University of Texas Southwestern Medical Centerの研究者らが、遺伝子編集によって作製したリン酸化耐性PKCα変異体(T497A)が、心保護作用を持ち、治療法となる可能性を示しました。
本研究では、CRISPR-Cas9による相同組換え修復(HDR)を用いて、出生後の野生型(WT)マウスのPKCαにT497A置換を導入しました。
その結果、T497Aマウスは、TAC(横行大動脈縮窄術)による圧負荷で誘導される心臓リモデリングや心不全から保護されることが確認されました。
さらに、T497A変異を持つヒトiPSCクローンを樹立し、IonOptix の Calcium and Contractility System(CytoMotionソフトウェア搭載)を用いて機能解析を実施しました。
その結果、マウスモデルで得られた結果と同様に、T497A変異を持つhiPSC由来心筋細胞(hiPSC-CMs)は、カルシウム調節異常および収縮機能障害に対して保護作用を示しました。
実験ではIonOptix社 CytoMotion ソフトウェアが使用されました。

ヒト人工多能性幹細胞(hiPSC)およびヒト胚性幹細胞(hESC)由来の心筋細胞は、その表現型が不定形であり、アダルト心筋細胞と比較してコントラストが低いため、収縮性の動態を把握することは特に困難ですが、IonOptixが新しく開発した CytoMotionソフトウェアにより、以下のパラメータのリアルタイムでの分析を可能にします。
・最大収縮速度
・最大収縮速度までの時間
・収縮時間(パーセントピークまでの時間)
・最大弛緩速度
・最大弛緩速度までの時間
・弛緩/伸張時間(ベースラインの割合までの時間)
・拍動頻度とその変化(CytoSolverによる解析が必要です)



