蛍光観察
蛍光観察とは
蛍光観察とは、観察対象物に励起光を当て、その際に対象物から発生する蛍光を観察する観察法で、蛍光イメージングとも呼ばれます。観察装置としては蛍光顕微鏡が用いられ、細胞やタンパク質などを生きたままで観察できるという特徴を持っています。
蛍光観察向け蛍光顕微鏡
緑、赤、青色蛍光
自動ステージ
オートフォーカス

LS720(Lumascope 720) 蛍光顕微鏡 は、LS620の機能に加え、自動のXYステージとZ方向のオートフォーカス機能を追加したモデルです。これにより1536ウエルプレートでの最大48時間、3色蛍光の細胞イメージングも可能になります。
緑、赤、青色蛍光

LS620(Lumascope 620) 蛍光顕微鏡は、コンパクトサイズで、インキュベーター、安全キャビネット、環境制御ワークステーションなどの狭いスペースでも使用可能な、小型蛍光顕微鏡です。
緑色蛍光

LS560(Lumascope 560) は、コンパクトサイズで、インキュベーター、安全キャビネット、環境制御ワークステーションなどの狭いスペースでも使用可能な、小型緑色蛍光顕微鏡です。
蛍光観察ソフトウェア
Lumaview - 蛍光観察時の個々の画像キャプチャ、3色蛍光や1色蛍光、位相差などの合成画像作成、タイムラプス撮影、およびタイムラプスビデオへの編集、ライブビデオなど、蛍光観察による細胞観察を容易にする様々な機能を持ったソフトウェアです。

蛍光観察画像
蛍光観察動画
Lumascopeはお使いのコンピューターとUSBで接続して使用するため、画像、タイムラプス、動画も簡単に記録できます。低コストで、青色・緑色・赤色の3色蛍光イメージングが可能で、様々な観察用途にご使用いただけます。
卵母細胞の成熟過程における殺虫剤の影響について
Xiang-Shun Cui 氏他曰く、”フィプロニルは、ブタの卵母細胞の生体内での成熟期に、アポトーシスや細胞周期の進行停止を促進します。”
https://link.springer.com/article/10.1007%2Fs10495-019-01552-w
蛍光観察の観察用途

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ライブセルイメージング
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細胞増殖、コンフルエンス
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細胞移動、創傷治癒
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トランフェクション効率の決定
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タンパク質発現のトラッキング、定量化
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細胞分化観察
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含有分析
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生体内調査
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AC電源不要顕微鏡撮影
など
蛍光観察の使用例

そのコンセプトのデザインにより、インキュベーター、ドラフトチャンバー、安全キャビネット、環境制御ワークステーションなどの限られたスペースの中でも使用でき、お使いのコンピューターとUSDで接続するだけで、静止画、タイムラプス、動画を簡単に保存できます。
最新LEDの光学設計により操作性・メンテナンスを簡素化、使いやすさを実現し、幅広いラボウエアでのライブセルイメージングを可能にします。
また、USBによる電源供給により、屋外での観察も可能となっております。
Lumascope 顕微鏡一覧
Lumascopesには様々なモデルがあり、位相差、1色蛍光、3色蛍光、手動ステージ、自動ステージなど、様々なシーンに応じたモデルを用意しております。