Lumascopeは日々顕微鏡を使用する研究者によって考案され、狭いスペースでも観察可能な高機能蛍光顕微鏡です。非常にコンパクトなデザインのため、細胞培養インキュベーター、環境制御ワークステーション、安全キャビネット、 ドラフトチャンバー、組織培養フード内での使用が可能です。
高解像度
LED光源とCMOSセンサーを高度な光学技術で顕微鏡に応用し、理論上最大値付近の解像度を得ており、一般の照明条件でも優れた解像度で観察できます。カスタム最適化フィルターセットにより、BFP、DAPI、FITC、Fluo-4、GFP、mCherryを含む、青色・緑色・赤色の蛍光体を検出可能です。また、光源が弱くても十分な光度が得られているため、光が与える細胞への損傷や蛍光減衰が極力抑えられます。
画像・動画・タイムラプス
お使いのコンピューターとUSBで接続して使用するため、画像、タイムラプス、動画を簡単に記録できます。低コストで鮮明な画像品質を得ることができ、簡単なフォーカスで青色・緑色・赤色の3色蛍光イメージングが可能です。そして、独自のソフトウェアにより、数秒、数分、数時間、または数日間のタイムラプスが撮影できます。
シンプルな設計・丈夫な構造
そのシステムは極限までシンプルに設計されており、高解像度画像での観察を実現しながらも、優れた汎用性を有し、コンパクトで使いやすく、これまでの顕微鏡では考えられない丈夫な構造です。
Lumascopeはグローバルで600台近く販売されておりますが、人為的な故障も含め、不具合はほとんど報告されていません。ドロップテストでは、通常の使用で考えられる約1mの高さから落下した後でも、正常に動作しています。
また、通常のインキュベーター内での使用はもちろん、90度の過酷な環境化でも数日間使用できた実績もあります。
自動ステージ・位相差オプション
モデルにより、外部からのリモート操作、イメージモニタリングも可能です。また、オプションの位相コントラストアクセサリにより、非染色サンプルの観察を強化することができ、位相差顕微鏡としてもご使用いただけます。位相コントラストアクセサリを使用することで、生きた細胞をより自然な状態で、高コントラストかつ鮮明な画像で観察できます。
ソフトウェア
USBで画像をコンピュータに直接送信するLumaviewソフトウェアが付属しているため、オンボードでの画像保存、処理が不要になり、コンパクト化を実現しました。 Lumaviewは、数秒、数分、数時間、または数日にわたるタイムラプス観察を可能にし、ライブビデオは毎秒最大30フレームで録画が可能です。