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細胞遊走・ワウンドヒーリングアッセイのリアルタイム観察に

  • 6月23日
  • 読了時間: 10分

etaluma社 Lumascope 小型蛍光顕微鏡

インキュベーター内で、細胞動態・細胞挙動をタイムラプスライブセルイメージング

細胞遊走、ワウンドヒーリングアッセイ、スクラッチアッセイでは、細胞がどのように移動し、創傷領域をどのように閉鎖していくかを、時間軸に沿って観察することが重要です。


従来の顕微鏡観察では、培養容器をインキュベーターから取り出して撮影する必要があり、温度・CO₂環境の変化、視野位置の再現性、作業者の負担などが課題になることがあります。


etaluma社のLumascopeは、インキュベーター内に設置して使用できる小型倒立蛍光顕微鏡です。細胞を培養環境に置いたまま、明視野・位相差・蛍光によるライブセルイメージングを行うことができ、細胞遊走やワウンドヒーリングの経時変化をリアルタイムに捉えることができます。


Etaluma社のLS850


細胞遊走・ワウンドヒーリング研究で、このような課題はありませんか?

  • スクラッチ後の細胞移動を経時的に観察したい

  • 培養容器を何度もインキュベーターから取り出したくない

  • 同じ視野で細胞挙動を継続的に追跡したい

  • 薬剤、成長因子、培地条件による遊走速度の違いを比較したい

  • エンドポイント測定だけでなく、細胞動態のプロセスを可視化したい

  • 既存の大型ライブセルイメージング装置は高価・複雑で導入しづらい

  • 大学研究室や企業の評価系で、手軽にタイムラプス観察を始めたい


Lumascopeは、このような細胞遊走・創傷治癒モデルの経時観察に適した、小型で扱いやすいライブセルイメージングシステムです。



Lumascopeが細胞遊走・ワウンドヒーリング観察に適している理由

1. インキュベーター内でライブセルイメージング

Lumascopeは、細胞培養インキュベーター内に設置できるコンパクトな倒立顕微鏡です。

細胞を培養環境に置いたまま観察できるため、撮影のたびに培養容器を取り出す必要がありません。温度やCO₂環境の変化を抑えながら、細胞の自然な挙動を経時的に観察できます。

ワウンドヒーリングアッセイでは、スクラッチ作成後の創傷領域に細胞がどのように移動するかを継続的に確認できるため、細胞遊走のダイナミクスをより詳細に把握できます。


2. 同じ視野で細胞挙動をタイムラプス観察

細胞遊走アッセイでは、同じ観察領域を継続的に撮影することが重要です。

Lumascopeを使用することで、スクラッチ領域、創傷端、細胞密度の変化、細胞の移動方向、閉鎖速度などを、時間経過に沿って観察できます。

例えば、以下のような解析に活用できます。

  • 創傷領域の閉鎖率

  • 細胞遊走速度

  • 細胞集団の移動方向

  • 薬剤添加前後の細胞挙動変化

  • 増殖と遊走の時間的変化

  • 蛍光レポーターを用いた細胞応答の可視化

単一時点の画像だけでは捉えにくい細胞動態を、タイムラプスライブセルイメージングによって可視化できます。


3. 明視野・位相差・3色蛍光観察に対応

Lumascopeは、モデルにより明視野、位相差、3色蛍光観察に対応しています。

ワウンドヒーリングアッセイでは、ラベルフリーで細胞の移動を観察する明視野・位相差観察に加え、蛍光標識を組み合わせることで、特定の細胞集団やタンパク質発現、細胞内シグナルの変化を追跡できます。

細胞の形態変化だけでなく、蛍光マーカーを用いた機能的な変化も同時に観察できるため、細胞遊走のメカニズム解析にも役立ちます。


4. 長時間観察に適したシンプルな構成

Lumascopeは、USBでPCに接続して使用する小型顕微鏡です。

画像、タイムラプス、動画をPC上で取得できるため、複雑な大型システムを導入しなくても、ライブセルイメージング環境を構築できます。

大学研究室の基礎研究から、企業の薬剤評価、細胞評価、創薬スクリーニングまで、幅広い研究環境で導入しやすい点が特長です。



ワウンドヒーリングアッセイでの使用イメージ

Step 1. 細胞を播種・培養

  • ディッシュ、フラスコ、マイクロプレートなどの培養容器で細胞を培養します。目的に応じて、がん細胞、上皮細胞、内皮細胞、線維芽細胞、幹細胞由来細胞などを使用します。

Step 2. スクラッチを作成

  • 細胞単層にスクラッチを作成し、創傷領域を形成します。薬剤、成長因子、阻害剤、培地条件などを変更することで、細胞遊走や創傷閉鎖への影響を比較できます。

Step 3. Lumascopeをインキュベーター内に設置

  • Lumascope上に培養容器をセットし、インキュベーター内で観察を開始します。培養環境を維持したまま、同じ視野を継続的に撮影できます。

Step 4. タイムラプス撮影

  • 実験条件に合わせて撮影間隔を設定し、細胞遊走の経時変化を記録します。スクラッチ幅の変化、創傷閉鎖率、細胞密度の変化などを時間軸で確認できます。

Step 5. 画像解析

  • 取得した画像データを用いて、創傷領域の面積変化、細胞移動距離、遊走速度、コンフルエンス変化などを解析できます。ImageJなどの画像解析ソフトウェアと組み合わせることで、定量的な評価にも活用できます。



主なアプリケーション

細胞遊走アッセイ

  • 細胞がどの方向に、どの速度で、どのように移動するかを経時的に観察できます。がん研究、発生生物学、再生医療、免疫細胞研究などに活用できます。


ワウンドヒーリングアッセイ

  • スクラッチ作成後の創傷閉鎖過程をタイムラプスで観察できます。創傷治癒、上皮細胞移動、線維芽細胞移動、内皮細胞移動などの評価に適しています。


薬剤応答・阻害剤評価

  • 細胞遊走を促進または抑制する薬剤、成長因子、阻害剤の影響を経時的に評価できます。エンドポイントだけでなく、細胞挙動の変化プロセスを確認できます。


がん細胞の浸潤・転移研究

  • がん細胞の移動性、遊走能、浸潤性の評価に活用できます。蛍光観察と組み合わせることで、細胞集団や特定マーカーの変化も追跡できます。


血管新生・内皮細胞研究

  • 内皮細胞の移動やチューブ形成、細胞間相互作用の観察に活用できます。血管新生関連因子や薬剤の評価にも有用です。


再生医療・組織修復研究

  • 創傷閉鎖、細胞増殖、細胞移動、組織修復モデルの評価に使用できます。幹細胞、上皮細胞、線維芽細胞などの細胞動態観察に適しています。



モデル選定の目安

LS820:定点観察・オートフォーカス対応モデル


LS820:定点観察・オートフォーカス対応モデル

LS820は、明視野・位相差・3色蛍光観察に対応した定点観察向けモデルです。オートフォーカスやZスタックにも対応しており、特定視野での細胞遊走やワウンドヒーリングのタイムラプス観察に適しています。


おすすめ用途

  • 定点でのワウンドヒーリング観察

  • スクラッチ領域の経時観察

  • 蛍光マーカーを用いた細胞挙動観察

  • 大学研究室でのライブセルイメージング導入

  • 限られたスペースでの長時間観察




LS850:多点観察・自動XYステージ搭載モデル


LS850:多点観察・自動XYステージ搭載モデル

LS850は、自動XYステージを搭載した多点観察向けモデルです。複数視野、複数ウェル、複数条件を自動で撮影したい場合に適しています。


おすすめ用途

  • 複数条件のワウンドヒーリング比較

  • マルチウェルプレートでの細胞遊走評価

  • 薬剤スクリーニング

  • 企業研究・創薬評価

  • 長時間・多点のタイムラプスライブセルイメージング



Lumascopeで観察できる細胞動態・細胞挙動

  • 細胞遊走

  • 創傷閉鎖

  • スクラッチ領域の変化

  • 細胞増殖

  • コンフルエンス変化

  • 細胞形態変化

  • 細胞集団の移動方向

  • 蛍光レポーター発現

  • 薬剤添加後の細胞応答

  • 培養条件による細胞挙動の違い


ワウンドヒーリングアッセイでは、細胞が単に「移動したかどうか」だけでなく、「いつ、どのように、どの速度で移動したか」を確認することが重要です。

Lumascopeは、細胞動態・細胞挙動のリアルタイム観察を可能にし、研究データの解像度を高めます。



こんな研究者におすすめです

  • 細胞遊走やワウンドヒーリングアッセイを行っている研究者

  • スクラッチアッセイをタイムラプスで観察したい方

  • 細胞をインキュベーターから出さずに観察したい方

  • 大型ライブセルイメージング装置の導入コストを抑えたい方

  • 薬剤処理による細胞挙動の変化を経時的に確認したい方

  • 企業研究で複数条件の細胞遊走評価を行いたい方

  • 大学研究室で扱いやすいライブセルイメージング装置を探している方



細胞遊走・ワウンドヒーリング観察を、よりシンプルに

細胞遊走やワウンドヒーリングアッセイでは、観察環境の安定性と、同一視野での経時観察が重要です。


Lumascopeは、インキュベーター内で使用できる小型蛍光顕微鏡として、細胞を培養環境に置いたまま、タイムラプスライブセルイメージングを可能にします。


細胞の移動、創傷閉鎖、蛍光シグナル、薬剤応答をリアルタイムに観察することで、従来のエンドポイント測定では見えにくかった細胞挙動を捉えることができます。


細胞遊走・ワウンドヒーリングアッセイの観察環境を改善したい研究者の方は、ぜひLumascopeをご検討ください。




よくある質問

Lumascopeはワウンドヒーリングアッセイに使用できますか?

はい。スクラッチ作成後の創傷領域を経時的に撮影し、細胞遊走や創傷閉鎖の変化を観察できます。インキュベーター内で観察できるため、培養環境を維持しながらタイムラプス撮影を行えます。


細胞をインキュベーターから取り出さずに観察できますか?

はい。Lumascopeはインキュベーター内に設置できる小型顕微鏡です。細胞を培養環境に置いたまま観察できるため、温度やCO₂環境の変動を抑えた長時間観察に適しています。


タイムラプスライブセルイメージングに対応していますか?

はい。Lumascopeは画像、タイムラプス、動画の取得に対応しています。細胞遊走やワウンドヒーリングの経時変化を観察できます。


蛍光観察は可能ですか?

はい。モデルにより、明視野・位相差・3色蛍光観察に対応しています。蛍光標識細胞、蛍光レポーター、細胞内シグナルの観察にも活用できます。


複数ウェルや複数視野の観察はできますか?

LS850は自動XYステージを搭載しており、複数視野や複数条件の観察に適しています。薬剤スクリーニングやマルチウェルプレートでの比較評価を行う場合におすすめです。


画像解析はできますか?

取得した画像データを用いて、創傷領域の面積、細胞遊走速度、コンフルエンス変化などを解析できます。ImageJなどの画像解析ソフトウェアと組み合わせた定量解析にも活用できます。


大学研究室でも導入しやすい装置ですか?

はい。Lumascopeは小型で扱いやすく、インキュベーター内で使用できるため、大学研究室や企業の研究部門でライブセルイメージングを始めたい場合に適しています。




インキュベーター内ライブセルイメージング







etaluma社 ライブセルイメージングシステム Lumascope


Etaluma Lumascope

 エタルマのLumascope(ルマスコープ)は、優れた感度、解像度、ゼロピクセルシフトを備えた、半導体光学の新しいコンセプトで設計された、倒立型小型蛍光顕微鏡です。


 そのコンセプトのデザインにより、インキュベーター、ドラフトチャンバーなどの限られたスペースの中で使用でき、幅広いラボウエアでのライブセルイメージングを可能にします。


LS820

LS820 は、現行のモデルにオートフォーカス機能が追加され、低コストでのオートフォーカス3色蛍光観察が可能になりました。ソフトウエアも新しくなり、より簡単に、高画質な画像データの取得ができます。


LS850

LS850 は、現行の自動XYステージのついたLS720全自動モデルの改良版です。新たな位相差技術により、位相差照明をコンパクトにし、オプションのタレットにより、4つの対物レンズを搭載することが可能となりました。 





各モデルの詳細は下記からご確認下さい。









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