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プレチスモグラフ

  • 6 日前
  • 読了時間: 9分

更新日:2 日前

プレスチモグラフによる呼吸機能解析

emka TECHNOLOGIES社 vivoFlow+


emka TECHNOLOGIES社 vivoFlow+

前臨床研究において、呼吸機能の評価は薬理・毒性・呼吸器疾患研究の重要な指標です。 その中でも、プレスチモグラフ(Plethysmograph)は、無拘束状態の動物における呼吸パターンや換気量を非侵襲的に測定できる標準的な手法として広く利用されています。


emka TECHNOLOGIES社 vivoFlow+は、全身プレスチモグラフ(Whole Body Plethysmography:WBP)を中心とした呼吸機能解析システムであり、喘息モデル、薬効評価、ガスチャレンジなど幅広い呼吸研究を高精度にサポートします。


オレンジサイエンスでは、日本国内におけるemka TECHNOLOGIES製品の総代理店として、研究用途に応じた導入提案・技術サポートを提供しています。





プレスチモグラフ(Plethysmograph)とは

呼吸機能研究で広く使われる測定技術

プレスチモグラフィ(Plethysmography)は、呼吸に伴う圧力・流量の変化を測定することで肺機能を評価する手法です。 意識のある動物の自発呼吸をそのまま測定できるため、麻酔などの影響を受けない自然な呼吸パターンを解析できます。


チャンバー内の圧力変化を解析することで、以下のような呼吸パラメータを取得できます。


主な測定パラメータ

  • 呼吸数(Respiratory frequency)

  • 吸気時間・呼気時間

  • 一回換気量(Tidal volume)

  • 吸気・呼気ピーク流量

  • 気道抵抗・気道コンダクタンス

  • 呼吸停止・呼吸パターン変化


これらの指標は、薬理試験・呼吸器疾患モデル・安全性薬理評価などで重要なデータとなります。



全身プレスチモグラフ(Whole Body Plethysmography:WBP)

非侵襲で呼吸機能を評価できる標準手法

探索的毒性学における vivoFlow+ の活用

全身プレスチモグラフは、前臨床呼吸研究において最も広く使用されている測定手法の一つです。チャンバー内の圧力変化を測定することで、呼吸に伴う空気の移動を間接的に解析します。


全身プレスチモグラフの主な特徴

  • 無麻酔・無拘束で測定可能

  • 長時間観察が可能

  • 同一個体の縦断研究に適する

  • 薬剤投与前後の呼吸変化を比較可能


そのため、呼吸器疾患モデルや薬剤評価研究の標準的評価方法として使用されています。



vivoFlow+ プレスチモグラフシステム

無拘束呼吸機能解析装置


emka TECHNOLOGIES社 vivoFlow+

vivoFlow+は、全身プレスチモグラフィを中心とした呼吸機能解析システムで、以下の測定方式に対応しています。

  • 全身プレチスモグラフィ

  • ヘッドアウトプレチスモグラフィ

  • ダブルチャンバープレチスモグラフィ


これにより、研究目的に応じて最適な呼吸解析を行うことが可能です。




vivoFlow+ の主な特長

1. 動物へのストレスを抑えた測定環境

vivoFlow+では、アンバー(黄系)カラーのチャンバーを採用しています。

この設計は、マウスが視認しにくい波長を利用し、

  • チャンバー順応時間の短縮

  • ベースラインの安定化

  • 実験データの再現性向上

を実現します。


2. 高精度な呼吸信号測定

vivoFlow+では、同心円構造のニューモタコグラフ(PNT)設計により、

  • 環境ノイズの低減

  • 高い測定再現性

  • 微小な呼吸変化の検出

を可能にしています。


3. 柔軟な実験設計

vivoFlow+は、前臨床研究で求められる幅広い実験条件に対応します。

対応機能

  • 最大32チャンバーまで拡張可能

  • ガス混合制御(O₂ / CO₂ / N₂)

  • エアロゾル吸入試験

  • 長時間モニタリング

  • 呼吸検出条件のカスタマイズ

これにより、高スループットな薬理研究や毒性評価にも対応可能です。



プレスチモグラフの主な研究用途

vivoFlow+のプレスチモグラフは、以下のような研究分野で広く利用されています。


呼吸器疾患研究

  • 喘息モデル

  • 気道過敏性評価

  • COPD研究


薬理・安全性評価

  • 呼吸抑制評価

  • オピオイド研究

  • 安全性薬理試験


環境・刺激研究

  • ガスチャレンジ試験

  • エアロゾル暴露試験

  • 呼吸制御研究


薬物投与後の呼吸変化をリアルタイムで測定できるため、呼吸抑制などの副作用研究にも有用です。



対応動物モデル

vivoFlow+は様々な実験動物に対応しています。

  • マウス

  • ラット

  • モルモット

  • ウサギ

  • フェレット

  • サル

幅広い前臨床研究モデルに対応可能です。



解析ソフトウェア:IOX

vivoFlow+は、emka TECHNOLOGIESのIOXソフトウェアと連携します。


解析ソフトウェア:IOX

IOXの主な機能

  • 呼吸データのリアルタイム解析

  • 呼吸波形の可視化

  • 実験プロトコルの自動化

  • GLP対応データ管理


呼吸パラメータの設定や再解析を柔軟に行うことができます。



emka TECHNOLOGIESについて

emka TECHNOLOGIESは1992年にフランスで設立され、呼吸研究・循環研究・テレメトリーなどの前臨床研究機器を世界中の研究機関へ提供しています。


2014年には呼吸研究機器メーカーSCIREQをグループに加え、呼吸機能解析ソリューションのポートフォリオを拡充しました。


プレスチモグラフ導入のご相談

オレンジサイエンスでは、emka TECHNOLOGIES社の日本総代理店として、

  • プレスチモグラフ導入相談

  • 実験系の構築支援

  • 技術サポート

  • デモ・トレーニング

を提供しています。


vivoFlow+の導入をご検討の研究者様は、お気軽にお問い合わせください。







よくあるご質問(FAQ)

プレスチモグラフとは何ですか?

プレスチモグラフ(Plethysmograph)は、呼吸による圧力や流量の変化を測定することで肺機能や換気量を評価する装置です。前臨床研究では、マウスやラットなどの呼吸パターン、呼吸数、換気量などを測定するために使用されます。


全身プレスチモグラフィ(Whole Body Plethysmography)とは?

全身プレスチモグラフィ(WBP)は、動物をチャンバー内に入れ、呼吸による圧力変化を測定することで呼吸機能を評価する手法です。無麻酔・無拘束状態で測定できるため、自然な呼吸パターンを解析できるのが特徴です。


プレスチモグラフで測定できる呼吸パラメータは?

プレスチモグラフでは以下のような呼吸パラメータを測定できます。

  • 呼吸数(Respiratory Rate)

  • 一回換気量(Tidal Volume)

  • 吸気時間 / 呼気時間

  • 呼吸流量

  • 呼吸周期

  • 気道抵抗関連パラメータ

これらのデータは、呼吸器疾患研究や薬理試験で重要な指標になります。


vivoFlow+はどのような研究に使用されますか?

emka TECHNOLOGIES社のvivoFlow+は、以下のような研究分野で使用されています。

  • 喘息モデル研究

  • COPD研究

  • 呼吸抑制評価

  • 薬理試験

  • ガスチャレンジ試験

  • 呼吸器疾患モデル解析

前臨床呼吸研究のためのプレスチモグラフシステムとして広く利用されています。


プレスチモグラフはどの動物に使用できますか?

多くのプレスチモグラフシステムは、以下の実験動物に対応しています。

  • マウス

  • ラット

  • モルモット

  • ウサギ

  • フェレット

研究目的に応じてチャンバーサイズを変更することで、様々な動物モデルに対応可能です。


vivoFlow+の特徴は何ですか?

vivoFlow+は、前臨床呼吸研究のためのプレスチモグラフシステムであり、以下の特徴があります。

  • Whole Body Plethysmography対応

  • 高精度ニューモタコグラフセンサー

  • 最大32チャンバーまで拡張可能

  • ガスチャレンジ試験対応

  • 専用解析ソフトウェアIOX

これにより、高精度な呼吸機能解析を実現します。


emka TECHNOLOGIES社 vivoFlow+


vivoFlow+プレチスモグラフ

前臨床研究において、呼吸機能の評価は薬理試験や呼吸器疾患研究における重要な指標です。こうした研究分野で広く利用されている測定技術がプレスチモグラフ(Plethysmograph)です。プレスチモグラフは、呼吸に伴う圧力や流量の変化を測定することで、呼吸数や換気量などの呼吸パラメータを解析できる装置であり、特にマウスやラットなどの実験動物を用いた呼吸研究で標準的な手法として活用されています。


emka TECHNOLOGIES社のvivoFlow+は、このプレスチモグラフ技術を用いた前臨床呼吸機能解析システムであり、無拘束状態の動物の呼吸を高精度に測定できる点が大きな特長です。全身プレスチモグラフィ(Whole Body Plethysmography)に対応しており、自然な呼吸状態を維持したまま呼吸数、一回換気量、吸気・呼気パターンなど多様な呼吸パラメータを取得することが可能です。


また、vivoFlow+は高感度センサーと専用解析ソフトウェアを組み合わせることで、微小な呼吸変化の検出や長時間のモニタリングを実現します。これにより、喘息モデルやCOPD研究、薬剤による呼吸抑制評価など、幅広い呼吸器研究において信頼性の高いデータ取得をサポートします。


さらに、モジュール構成により複数チャンバーの同時測定にも対応しており、研究目的や実験規模に応じた柔軟なシステム構築が可能です。前臨床研究における呼吸機能評価の精度と効率を高めたい研究者にとって、emka TECHNOLOGIES社のvivoFlow+は高性能なプレスチモグラフシステムとして有力な選択肢となります。











emka TECHNOLOGIES


emka TECHNOLOGIES社は、1992年にフランスで設立され、当初は、アイソレーテッドオーガンバスやランゲンドルフ灌流装置を開発、製造しており、2000年には非侵襲性のテレメトリーをリリース、2014年には、SCIREQ社(カナダ)をグループに入れることにより、呼吸器研究用機器を製品ポートフォリオに加え、幅広い分野の機器を、世界の研究者の方々に提供しています。

 

オレンジサイエンスはemka TECHNOLOGIESの日本総代理店です。日本では唯一emka TECHNOLOGIES社と取引できる窓口となっております。日本国内で展開される様々な研究プロジェクトを支え、研究者の皆様がより効果的かつ効率的に研究を進められるよう、迅速で専門的なサポートを提供しています。



emka TECHNOLOGIES

​​主な製品

  • マウス・ラット用テレメトリー

  • ジャケットテレメトリー

  • オーガンバス

  • ランゲンドルフ





SCIREQ

主な製品

  • マウス・ラット肺機能測定装置

  • マウス・ラット呼吸測定装置

  • 吸入暴露装置

  • ​細胞暴露装置




アプリケーション





その他の製品



Precisionary ビブラトーム(振動式ミクロトーム)

組織切片作製


ビブラトーム

Precisionary ビブラトームは細胞や組織の切片を特許取得済みの圧縮技術によりビビリなしで作製し、急性組織上の多くの生存細胞を維持します。肺機能を解析した後、肺を取り出しスライスしたり、肺1つから複数の組織サンプルを取得することが可能です。

  • 従来のビブラトームの5倍の速さで切開し、ブレードを組織に当てる時間を短縮し、より良い切開を実現

  • Auto Zero-Zテクノロジーにより、Z軸のたわみを1 µm未満に低減

  • 高周波振動メカニズムにより、ビビリマークを低減または除去

  • 持ち運びに便利な軽量設計

  • 完全自動化:切開+厚み調整

  • 360度のアガロース包埋により、切断プロセス中に組織を安定化






Etaluma Lumascope

インキュベーター内で使用できる3色蛍光ライブセルイメージング蛍光顕微鏡



Etaluma Lumascope

Etaluma Lumascope

EtalumaのLumascope(ルマスコープ)は、優れた感度、解像度、ゼロピクセルシフトを備えた、半導体光学の新しいコンセプトで設計された、倒立型小型蛍光顕微鏡です。日々顕微鏡を使用する科学者によって考案、設計され、そのコンセプトデザインにより、インキュベーター、ドラフトチャンバーなどの限られたスペースの中で使用でき、幅広いラボウエアでのライブセルイメージングを可能にします。

多点観察モデル、定点観察モデルがあり、様々な観察シーンに対応できます。









オレンジサイエンス

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