大口径ビブラトームによる大型組織切片作製
- 2 日前
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Precisionary社 Compresstome VF-800-0Z「大型組織研究のための組織スライス技術」
神経科学、病理学、再生医療、組織工学の研究では、大きな組織サンプルを高品質に切片化する技術が重要です。特にヒト脳や霊長類組織、肺葉、肝臓などの大型試料では、従来のビブラトームでは試料サイズの制限や切片品質の低下が課題になることがあります。
このような研究ニーズに対応する装置が、Precisionary社の大口径ビブラトーム(Compresstome® VF-800-0Z)です。本装置は大型組織試料の切片作製に特化した振動ミクロトームとして設計されており、ヒト・霊長類・全臓器などの大型サンプルでも安定した切片作製を可能にします。


大口径ビブラトームとは
大型組織を切片化するための振動ミクロトーム
ビブラトーム(vibratome)は、振動する刃を用いて生体組織や固定組織を薄く切断する装置です。 凍結やパラフィン包埋を必要としないため、以下のような研究に広く利用されています。
神経科学(脳スライス)
電気生理学
免疫組織化学
オルガノイド研究
精密切断組織スライス(PCTS)
組織培養・組織工学
従来のビブラトームは比較的小さな試料を対象とするものが多いですが、大口径ビブラトームは以下のような大型組織の切片化に対応します。
ヒト脳
霊長類脳(サル、イヌ、ブタ、ヒツジなど)
肺葉
肝臓
全臓器
VF-800-0Zでは最大直径100mmの大型組織試料を処理できる設計となっており、大型サンプル研究に適しています。
大口径ビブラトームの主な特徴
1. 最大100mmの大型組織を切片化
VF-800-0Zは、最大100mm径・約90mm深さの試料を保持できるチューブを備えています。そのため、以下のような大きな組織ブロックの切片化が可能です。
ヒト脳組織
霊長類脳
肺葉
肝臓
大型動物組織
大型サンプルを安定した条件で均一に切片化できる点が特徴です。
2. 圧縮技術による高品質切片
Compresstomeシリーズは特許取得の技術を採用しています。
この技術により、
組織の変形を抑制
チャタリング(振動による切断ムラ)を低減
均一な組織スライスを実現
といったメリットが得られます。
3. 高精度な厚み制御
本装置では以下のような精密な厚み制御が可能です。
切片厚み:40 µm ~ 2000 µm
厚み調整:デジタル自動制御
分解能:1 µm
このため、研究目的に応じて薄切片から厚切片まで柔軟に対応できます。
4. 単一切断・連続切断モード
切断モードは
単一切断
連続切断
から選択可能です。
大量の組織切片が必要なハイスループット研究にも対応できます。
大口径ビブラトームの主なアプリケーション
神経科学
ヒト脳組織解析
霊長類脳研究
神経回路解析
呼吸器研究
精密肺切片(PCLS)
肺組織機能解析
組織工学
大型組織構造解析
3D組織評価
病理学
大型組織標本の均一切片作製
大型組織をそのまま切片化できるため、組織構造を保持した研究に適しています。
大口径ビブラトームが必要とされる研究分野
以下のような研究では、従来のビブラトームでは試料サイズが制限となる場合があります。
ヒト組織研究
霊長類研究
大型臓器解析
再生医療
オルガノイド・組織培養
VF-800-0Zのような大口径ビブラトームは、これらの研究を支える重要な装置となります。
大型組織研究のためのビブラトーム
大口径ビブラトームは、従来の振動ミクロトームでは難しかった大型組織サンプルの切片作製を可能にします。
主なメリット
最大100mmの大型組織に対応
均一な組織スライス
高精度な厚み制御
ハイスループット切片作製
神経科学や組織工学、病理研究など、大型組織を扱う研究分野で重要な装置です。
お問い合わせ
Precisionary社 Compresstome® VF-800-0Z(大口径ビブラトーム)についての詳細は、オレンジサイエンスまでお気軽にお問い合わせください。研究用途やサンプルサイズに合わせた最適な組織切片作製ソリューションをご提案いたします。
よくあるご質問(FAQ)
大口径ビブラトームとは何ですか?
大口径ビブラトームとは、大型組織サンプルを切片化できる振動ミクロトームです。通常のビブラトームより大きな試料に対応しており、ヒト脳や霊長類組織、肺、肝臓などの大型臓器の組織スライス作製に使用されます。
大口径ビブラトームはどのような研究に使用されますか?
主に以下の研究分野で使用されます。
神経科学(脳スライス研究)
呼吸器研究(精密肺切片)
再生医療
組織工学
病理学
大型組織の構造を保持したまま解析できるため、組織研究に広く利用されています。
通常のビブラトームとの違いは何ですか?
大口径ビブラトームは以下の点が異なります。
項目 | 通常ビブラトーム | 大口径ビブラトーム |
|---|---|---|
試料サイズ | 小〜中型組織 | 大型組織 |
用途 | 小動物組織 | ヒト・霊長類組織 |
研究用途 | 基礎研究 | 大型組織研究 |
大型サンプルをそのまま切片化できる点が最大の特徴です。
大口径ビブラトームで作製できる切片の厚さは?
一般的に以下の範囲で調整できます。
約40 µm ~ 2000 µm
研究目的に応じて薄切片から厚切片まで作製できます。
大口径ビブラトームはどのような組織に使用できますか?
以下のような大型組織に使用できます。
ヒト脳
霊長類脳
肺葉
肝臓
大型動物組織
大型臓器の構造を維持した組織スライス作製に適しています。
Precisionary社 VF-800-0Z

Precisionary社 VF-800-0Zは、大型組織サンプルの切片作製に対応した大口径ビブラトームです。ヒト脳や霊長類組織、肺葉、肝臓など、従来の装置では処理が難しかった大型組織を対象とした研究に適しており、神経科学、病理学、再生医療、組織工学など幅広い分野で活用されています。
この装置の最大の特長は、大型試料に対応した大口径ビブラトーム設計により、大きな組織ブロックを安定した条件で切片化できる点です。Precisionary社独自の技術により、切断時の組織変形や振動による切断ムラを抑制し、均一で高品質な組織スライスの作製を実現します。これにより、組織構造を維持したまま精密な解析を行うことが可能になります。
また、Precisionary社 VF-800-0Zは高精度な厚み制御機能を備えており、研究目的に応じて柔軟に切片厚を設定できます。薄切片から厚切片まで幅広く対応できるため、組織形態学的解析から機能解析まで、多様な研究ニーズに対応します。さらに、大型サンプルを安定して保持できる構造により、再現性の高い切片作製が可能です。
大型組織を対象とした研究では、従来のビブラトームでは試料サイズの制約が課題となる場合があります。そのような課題を解決する装置として、Precisionary社 VF-800-0Zは大口径ビブラトームを必要とする研究者にとって有力な選択肢といえるでしょう。大型組織の精密切片作製を可能にし、研究の可能性を広げる装置として、多くの研究機関で導入が進んでいます。

写真と動画はブタの脳を用いた実際の運用例です。装置の高い切断精度と再現性が確認されています。
組織切片作製ソリューション
Precisionary社のビブラトームを使用して、組織研究用の健康で生存可能な組織スライスを作成します。
組織研究のための高品質で生存可能な組織スライスの入手
Precisionary Instruments 社のビブラトームは、サンプルの生理学的完全性を維持する正確で生存可能な組織切片を作成するように設計されており、下流の解析において最も信頼性の高いデータを確保します。
高精度振動ミクロトーム
Compresstome® VF-510-0Z は、サンプルの生存性と健全性を保ちながら、薄い組織スライスを作成するように設計されており、脳や肺の組織研究に理想的です。この完全自動システムは、研究で正確な結果を得るために重要な、組織切片の生理的完全性を確実に維持します。
アプリケーション
VF-510-0Zは、正確で迅速な切片作製を実現し、組織・細胞の健全性を保ちながら、組織研究のための最高品質の結果をサポートします。
アプリケーション
実験別
臓器
動物モデル
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Auto Zero-Z®テクノロジー
振動ヘッドは、Z軸方向の振動をなくすように正確に調整されています。Auto Zero-Z®テクノロジーは、生きた組織サンプルの表面細胞へのダメージを軽減し、薄切片のチャタリングを低減してイメージング結果を向上させます。
豊富なアプリケーション例
Precisionary社は、20年近くにわたり組織スライス装置を専門に扱ってきた会社です。免疫組織学や組織切片の培養、電気生理学や植物研究など、幅広いアプリケーションと引用実績があります。
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